愛知県の小・中学校のいじめの認知件数は7,900件(2011年度)

現代社会において「自己肯定感」が足りないことが問題となっています。自己肯定感とは『自分は存在価値がある、大切な人間だ』という感情のことです。他の先進国では「自分自身に満足している」と答えている人が7割に上るのに対し、日本では5割を下回っています。

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愛知県の就学状況が不明な外国籍の義務教育年齢者数は 5,390名(2011年度)

愛知県は大手自動車メーカーが多数あり、第2次産業が盛んな県です。工場勤務者も多く、景気のよいときなどは人手不足に陥り、解決策として派遣社員や外国人労働者を期間雇用することも少なくなく、それに伴い、全国で外国籍の児童が一番多く在籍しています。また、リーマンショック以降は年々定住化が進むと同時に、さまざまな問題が発生しています。
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名古屋市に住む児童・生徒の約1,000人に2名が重度・重複障がい児

自分で歩いたり、座ったりすることが難しく、思うように動くことができない子どもたちがいます。また、食事を自分で食べることができず、口に入れてもらっても、うまく飲み込めずにむせてしまったり、呼吸をすることにも努力を要したりする子どももいます。

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名古屋市の不安定就労状態の若者 約3.8万人

名古屋市の「高校在学者数」は約6.7万人(2013年)。そのうち、進学や就職を経ながらも、約3.8万人が不安定就労状態(フリーター、ニート、ひきこもり、無業者、3年以内の離職)になるという現実があります(2004年~11年の文部科学省・学校基本調査を元に試算)。

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名古屋市内の子ども会加入率は、2006年度の42.6%から2012年度には36.0%まで減少

社会全体を身体に例えてみると、社会の課題は病気やけがのようなものと考えることができます。さまざまな疾患に医者や薬があるのと同様に、複雑な社会では課題に直面した場合に、解決するためのさまざまな手段が必要です。そして、いち早く不調に気づいて応急処置をするには、大病院だけでなくかかりつけ医や家庭医療などが欠かせないのと同じように、災害救助や障がい者支援といった緊急で重要な専門性のある課題だけでなく、地域ネットワークや住みやすさにつながる社会貢献活動が、成熟した社会には必要です。

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