愛知県における刑法犯少年数は、3,673人(2014年)、2,844人(2015年)

少年法の厳罰化や少子化で、全国的に少年犯罪は減少傾向にあるにも関わらず、全国の再非行少年率は1997年から17年連続で上昇しています。平成27年犯罪白書によれば2014年は34.9%となり、統計を取り始めた1975年以来、最も高い数値となっています。 (さらに…)

働きたくても働き続けることができず悩む発達障がいグレーゾーンの若者を支援する居場所が西三河にない

愛知県では、約12%の若者が就職をしても1年未満で離職(※1)。また、職場の人間関係に悩み、仕事上のストレスが原因で離職する人は約23%もおり(※2)、働きたくても働き続けることができずに悩む若者が存在しています。

その中には、発達障がいの傾向がある若者や、軽度発達障がいと診断される可能性のある若者(以降「発達障がいグレーゾーンの若者」と表記)が含まれていることが想定されます。その対象と考えられる2人の若者の事例(悩み)を紹介します。

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日進市の6歳未満の子どものいる世帯の核家族率、1990年の66.7%から2010年の92.1%へ急増

日進市では、6歳未満の子どものいる世帯の核家族率が、1990年の66.7%から2010年の92.1%へと急増しました。当法人では0〜2歳の子どもを持つ親に対し、子育ての不安・負担感についてアンケート(※1)を実施しました。9割の親が子育てに何らかの不安・負担感を感じていると回答し、その主な内容は「自分の時間がない」59%、「家事が思うようにできない」56%、「子どもの発育が心配」47%でした。 (さらに…)

名古屋市のろう児家庭126世帯のうち、およそ115世帯は子どもと意思疎通が十分にできないまま子育てをしている。

名古屋市内には126人のろう児(生まれつき、もしくは言語習得前に耳が不自由になった子)がいます(※1)。そのうち、およそ115人は聴者(聞こえる人)から生まれます(※2)。ろう児の第一言語は「手話」、聞こえる親の第一言語は「日本語」であるため、ろう児家庭では親子間でもお互いに意思を伝えあうことが十分にできない状態にあると考えられます。 (さらに…)

日進市で子育て中の母親の約56%が「思うように家事ができないこと」を不安・負担に感じている(2015年)事業指定プログラム「ミエルカ」

「第3子を出産。退院した翌日から上の子の保育園の送迎や家事をした。実家の両親は健在だが、要介護の祖母がいるため頼ることができなかった」。これは日進市で子育てをしている母親から実際に聞いた声です。日進市の出生数は1,045人(2013年)。この数字は2030年ごろまで維持されると推測されています。1994年から人口が急増し、核家族化が進行する同市では、6歳未満の子どもがいる世帯のうち 91.2%が核家族世帯(※1)です。 (さらに…)

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