日進市において6歳未満の子どものいる世帯のうち核家族世帯は91.2%(2010年)

「平成23年社会生活基本調査」で6歳未満の子のいる夫婦の家事育児時間をみると、愛知県、全国平均ともに、妻は夫の約7倍(図1)で母親の負担が大きいことがわかります。また、核家族化による「子育ての孤立化」は、育児不安の一要因といわれていますが、愛知県では核家族の割合が85%を超えています(図2)。 (さらに…)

高蔵寺ニュータウンの住民の42%が「多世代間交流状況」に不満を感じている

高蔵寺ニュータウンは、高蔵寺周辺の丘陵地に日本3大ニュータウンの一つとして、1966年に工事がスタートし、68年にはまず藤山台団地への入居が始まりました。95年には人口が5万2千人を越えるまでに規模が膨らみましたが、それ以降は徐々に人口が減り始め、2015年現在では約4万4千人までに減少しています。

(さらに…)

豊橋市内の定時制高校の卒業率は日本人生徒の95%に対し、外国人生徒は75%程度

永住を視野に入れている豊橋市内の外国人市民は、生活がある程度安定しており、今後の方針も決めて子どもたちへの教育投資もある程度なされているため、希望高校への進学ができています。しかし、恵まれている家庭環境の子どもたちはほんのわずかで、大半は永住、定住と帰国の間で揺れ動く家庭環境で育っている子どもたちです。そのような家庭は経済状況が安定せず、教育より生活優先となっています。 (さらに…)

名古屋入国管理局での難民認定申請者数 19人(2006年)→517人(2013年)

地域に暮らす難民には、下記2つの主な課題があります。

(1)日本に滞在する難民の現状
日本に滞在する難民は、母国から逃れざるを得なかった背景から、同国人のコミュニティに入れなかったり、迫害の経験によるトラウマを抱えていたり、日本で生活していく以外の選択肢がなかったりと、自発的に日本にやって来た移住者とは異なる難民特有の事情を抱えています。 (さらに…)

ハローワークでの障がい者に対する求人(勤務先は愛知県内)は270件、うち事務的職業は 104件(2015年3月時点)

視覚障がい者就労の現状は、「あんま」「はり」「灸」「マッサージ」が主流となっています。視覚障がい者全体の職業別就職率では53.6%、「生産工程」「労務」の職業が12.9%、「事務的職業」が12.6%。重度の視覚障がい者(障がい者手帳1級、2級)では、「あんま」「はり」「灸」「マッサージ」が69.2%、「生産工程」「労務」が6.2%、「事務的職業」が9.0%となっています(2009年度厚生労働省)。 (さらに…)