名古屋市内の子ども会加入率は、2006年度の42.6%から2012年度には36.0%まで減少

社会全体を身体に例えてみると、社会の課題は病気やけがのようなものと考えることができます。さまざまな疾患に医者や薬があるのと同様に、複雑な社会では課題に直面した場合に、解決するためのさまざまな手段が必要です。そして、いち早く不調に気づいて応急処置をするには、大病院だけでなくかかりつけ医や家庭医療などが欠かせないのと同じように、災害救助や障がい者支援といった緊急で重要な専門性のある課題だけでなく、地域ネットワークや住みやすさにつながる社会貢献活動が、成熟した社会には必要です。

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