中学生の不登校生徒数は6,093人、小学生は1,644人。ひきこもりは推定16,600世帯(2012年)

愛知県では、2012年時点で中学生の不登校生徒数は6,093人、小学生は1,644人おり(総務省統計局より)、この10年間でこの数字に大きな変化は見られません。そして、16,600世帯がひきこもり者を抱えていると推計されています(愛知県のひきこもり対策の推進について(報告書)より)。また、2011年に徘徊や家出、万引きなどで警察に摘発・補導された少年少女は、豊橋市と豊川市だけで1,600人を超え(東日新聞2013年4月8日より)、まだまだ救わなければならない子どもたちが多くいます。 (さらに…)

愛知県の若年無業者数は29,000人(2012年)

労働人口が減少する中、未就労の若者の増加が社会課題となっています。内閣府によると、全国の未就労者に占める若年無業者(15歳から34歳の非労働力人口のうち、家事も通学もしていない者)の数は2002年より増加傾向が現れ、2012年現在で63万人に達しています。愛知県においては29,000人います。 (さらに…)

日本語指導が必要な外国人児童生徒数は5,623人(全国最多)

日本における日本語指導が必要な外国人児童生徒数は、2011年の統計で28,500人余。愛知県はその中で最も多く、5,623人と全体の2割近くを占めており、その増加傾向は止まるところを知りません。(数字は文部科学省の発表で、潜在的にはこの数倍とも言われています。) (さらに…)

名古屋市内の施設支援で就職した精神障害者は1年間で「700人に1人」(2012年度)

精神障害者はすでにがん患者の2倍を超え、2011年に厚生労働省は「精神疾患」を「五大疾病」の一つと位置づけました。代表的な疾病であるうつ病においては、子どもから高齢者まで約15人に1人が生涯のうちに経験すると考えられています。育児の問題、学校でのいじめ、ひきこもり、過酷な労働環境による過労死、自殺、孤独死や老々介護など、さまざまな社会問題と精神疾患は相互に関係しており、自分自身のみならず周りの家族、同僚が精神疾患にいつ罹るかわからない状況です。精神疾患を一度抱えると、それまでの生活から一変して職業選択の自由はおろか、生活のために仕事に就くことすら困難になります。 (さらに…)

春日井市の核家族世帯数は76,000世帯超(2010年度)

春日井市は、核家族の世帯が愛知県平均56.3%に対して64.3%と主要都市の中でもトップクラスで、1995年から2010年までの15年間で核家族世帯数は約7,000世帯増加し、76,000世帯を越えました。家庭内に子育て経験者がいない状況下での子育ては、期待と同じくらいの不安を抱えています。しかし、子育て経験の継承が難しくなり、周囲が母親の子育てを支えづらい状況が存在しています。 (さらに…)

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