【多文化共生】NPO法人アスクネット

外国籍の児童が在籍する小学校(含:放課後教室、多文化共生コミュニティ)にてアーティスト(絵画・デザイン・音楽など)を講師としてお招きしたワークショップを実施します。アートや制作物を通じ、言語、文化、家庭環境、音を超え、5館を最大限活用して自らが表現したいことを表現しながら、児童同士のコミュニケーケーションを促します。自由に表現する楽しさを感じることで、児童一人ひとりの創造性や感受性を育み、自他をありのままに受け止めながら、互いの違いを尊重しあう多文化共生の社会を目指します。

【実施内容】
実施校が確定次第、参加講師を募りワークショッププログラムの作成を行います。基本方針は、子どもが自分の想いや気持ちや個性を引き出し、自らが表現したいものを作成します。作成したもので他者とコミュニケーションをとり、自己と他者への理解を深めます。アーティストは、技法の指導、児童の個性・アイディアを引き出す役割として関わってもらいます。

【実施プログラム案】
(1)「みんなでパレードをしよう!」:テーマを設けて、衣装をつくり、演劇や仮装パレードを行う。
(2)「逆さま母子手帳」:子どもが両親の成長記録を残す手帳を作成する。
(3)「年賀状をつくろう」:年賀状をつくり、友達や親戚に送って感想をもらう。
(4)「パスポートを作って世界旅行に出よう!」:疑似パスポートを作り、旅行から帰国したつもりで海外を紹介する。
(5)「校歌をみんなでアレンジしてジングルしよう♫」:校歌をアレンジしたものを演奏し、給食前などに全校放送する。

※この解決策は、あいちコミュニティ財団の「NDS感動基金」2014年度助成先による提案です。