【子ども・教育】一般社団法人アンビシャス・ネットワーク

アンビシャスが2016年11月から実施している居場所づくり事業「テラハ」を足場として、下記の活動に取り組み、子どもたちの生きづらさと向き合っていきます。

(1)子どもたちが気軽に困りごとを相談できる窓口になります。

福祉を学ぶ学生ボランティアが子どもたちの何気ない相談を受け止めつつ、専門的な相談の初期対応も行います。特に、子どもたちに近い目線で「何に悩んでいるのか」を一緒に考え、アドバイスをしていきます。また、より複雑な問題や困りごとについては定期的に相談会を企画するなど、専門機関につなげられる体制も整えていきます。中でも、スクールソーシャルワーカーや社会福祉協議会・行政機関の専門職、子ども支援の諸団体・組織などと、子どもたちがさまざまなルートでつながることができる仕組みをつくります。

(2)子どもたちが継続して地域と関わっていける接点をつくります。

子どもたちに向けて行っている活動を地域にも開放していきます。例えば、子ども食堂を子どもだけでなく、地域や団体の方にも来ていただけるようにしていきます。また、子ども食堂では食事づくりを地域のボランティアに担ってもらうなど、日々の活動にも地域の方に関わってもらうことで、子どもたちに地域との継続的な関わりの持てる拠点をつくり、地域で子どもたちを見守ることのできる仕組みをつくります。 また、子どもたちや地域の方に向けたイベントを企画します。子どもたちによる取り組み発表や、子どもたちが地域の方に料理を振る舞うなど、子ども自身が地域の一員として地域と関わることができる機会をつくります。

※この解決策は、あいちコミュニティ財団の「あいち・なごや子どもとつくる基金」 2017年度調査事業による提案です。