【子ども・教育】認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク
アレルギーの(親の)会支援とリーダー育成事業
地域のアレルギーの(親の)会に対して、保健所や子育て支援団体、災害支援団体との協働に向けて、以下の人的・財政的な支援を行います。
(1)アレルギーに関する知識のある専門家や支援者を会の活動に合わせて派遣し、正しい知識や情報を提供することで、不安を軽減し、アレルギー疾患と向き合えるようにします。
(2)勉強会や講演会、調理実習を行うことをサポートし、アレルギー児の親が毎日の生活で生かせる知識と食事づくりを実践的に学ぶ機会を提供することで、前向きに子育てができる環境をつくります。
(3)保健所や保健センターの保健師、栄養士、子育て支援団体に、親の会へのサポートを働きかけます。
(4)災害に備え、防災課や社会福祉協議会、防災ボランティアと親の会をつなぎ、自助・共助・公助の仕組みをつくります。また、会同士が協働して取り組めるよう、年に数回、名古屋市内のアレルギーの会の連絡会(交流会)を開催し、災害時の共助の仕組みへと発展させます。
(5)会のリーダーのスキルアップをはかるため、「アレルギー大学」(研修講座)の受講費と交通費を補助し、参加しやすい環境を整えます。
親の会を設立・運営するためには、保健所や子育て支援センターなど、自治体の協力が欠かせません。特に、アレルギーが心配な乳幼児を抱える家族を対象に、勉強会(講演会)や相談会を開催したり、地域の保健情報を伝えたり、地域のネットワークを築くには、乳幼児のころから健康状態を把握できる地域の保健師のサポートが欠かせません。地域の親の会が活発に活動するようになれば、アレルギーで悩む患者家族が孤立することなく子育てに向き合うことができ、子どもたちの健全な成長につながります。
※この解決策は、あいちコミュニティ財団の「なごや子どもとつくる基金」2013年度助成先による提案です。
最近のコメント