【子ども・教育】NPO法人リネーブル・若者セーフティネット

子どもたちは多くの課題を抱えながらも、「安心して自分がやりたいこと、学びたいことをみつけられる居場所があり、仲間がいること」また、「さまざまな仕事体験を通して、学びたいこと・目指したい仕事を見つけ、意欲を引き出すこと」で、前に進むことができると考えます。発達段階にある子どもたち一人ひとりに合った方法で寄り添う必要があるため、スタッフに県立高校教員OBや思春期・青年期心理専門の看護士を配置し、幅広い年代のボランティアの力も借りてチームをつくりながら、下記2つの事業を行います。

(1)安心できる環境で、さまざまな活動に挑戦、体験でき、自分がやりたいこと、学びたいことを見つけられる居場所づくり
「遊びながら」「学びながら」「人とつながりながら」安心して次の一歩を考える居場所をつくります。活動内容は仲間と楽しむことを重視し、スポーツ、料理、勉強、畑作業、SST(ソーシャルスキルトレーニング)、ゲーム、自分のことを知るためのワークショップをします。20歳以上の年長者との交流を通して、自分のやりたいことや学びたいことを見つけます。

(2)さまざまな仕事体験を通して自信をつけ、目標や自分ができる仕事、やりたい仕事を見つけられる居場所づくり
キャリア教育の視点を重視し、さまざまな仕事体験のできる居場所をつくります。就労に向けて活動をしている若者向けの仕事体験事業(皿洗いや接客、新作メニューの考案、ブログの更新、チラシ・ポップづくりなど)に子どもたちがアシスタントとして参加し、スタッフのサポートのもと、仕事に挑戦します。成功体験を積みながら、自分ができる仕事、やりたい仕事を見つけていきます。

※この解決策は、あいちコミュニティ財団の住友理工あったか未来基金2016年度助成先による提案です。