【子ども・教育】NPO法人楽歩
貧困の子どもを真ん中に置いた支援の「場」と「人」づくりを提案します！
長久手市内で暮らす貧困の子どもを地域で支援していけるように、私たちはこれから以下の活動を実施します。
（１）「子どもがいつでも来られる場がある」というメッセージを発信し続けます
当団体が運営するカフェが開店しているときにはいつでも来ていいということを伝える活動を行います。保育士や児童館の職員など、子どもと日常的に接している人たちと協力して、当団体の活動を紹介するチラシを配布してもらいます。また、市役所や社会福祉協議会の施設内に案内用のポスターを貼ることも検討していきます。
（２）長久手市の強みである学生ボランティアと連携していきます
長久手市内には大学が4校あります。社会福祉系の学部やボランティア・サークルもあり、学生たちはさまざまな活動に参加しています。市内の4大学に当団体の活動を学生に紹介する場をつくり、「子どもの貧困」に関心の高い学生を募り見学してもらいます。活動に参加を希望した学生には、子どもに寄り添い、一緒にご飯を食べる、話を聞く、遊ぶなどの活動をしてもらい、毎回必ず振り返りと「子どもの貧困」をテーマとする意見交換の場を設けます。学校の先生でも親でもない「ななめの関係」をつくることができる学生を増やし、継続的に関わってもらう仕組みをつくっていきます。
（３）地域で支援の「輪」を広げていきます
1つの団体でできることは限られています。さまざまな団体や個人がつながることにより、できることは増えます。地域のまちづくりの会やNPOの集まりで長久手市の子どもの現状を伝え、子どもたちを支援してくれる人を増やします。
子ども食堂に来てもらうことが、ただ1つの解決策ではありません。困った時の相談相手、勉強のサポートなど、それぞれの団体に応じた役割分担があるはずです。大切なのは、個々ができる範囲で支援を続け、役割を分担し、連携していくことが子どもを真ん中に置いた支援となります。
※この解決策は、あいちコミュニティ財団の「あいち・なごや子どもとつくる基金」2016年度助成先による提案です。
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