【多文化共生】NPO法人にわとりの会

 

にわとり
(1) 「就労に役立つ日本語テキスト」(仕事や面接に使う言葉、役所での手続きなどを5カ国語に翻訳したもの)とそれに対応したワーク、必要な漢字を覚えるためのカードを作成し、配布します。社会人として知らなければならない語句やマナー、敬語の使い方について母語を加味したわかりやすい冊子を作成します。

(2) 冊子で学んだことを実際に東海労働金庫における職場見学で試します。

(3) 上記のような社会人として必要な日本語を学ぶ教材40セットを、モニターになった高等学校や専修学校、高校生相当の若者のいるボランティア日本語教室に貸し出します。

(4) 上記の団体にアンケートを行い、それを集計分析した結果をにわとりの会のWebサイトやブログ、フェイスブックで主に日本語教育に関わる人たちに向けて発信します。

(5) 15歳の子どもが減ったらそれに対応して定員を減らす制度の撤廃や、言語の関係で偏差値40を切る生徒を受け入れ、必要な支援(母語を加味した教材の用意、語学支援者の配置)を用意したクラスをつくり、高校卒業後に一定レベルの読み書き日本語力を身につけた外国につながる高卒者を増やすことの重要性を、にわとりの会とつながる教育関係者やマスコミに向けて直接メールで発信していきます。

※この解決策は、あいちコミュニティ財団の「東海ろうきん傍楽ファンド」2015年度助成先による提案です。