「第3子を出産。退院した翌日から上の子の保育園への送迎や家事をした。実家の両親は健在だが、要介護の祖母がいるため頼ることができなかった」。これは日進市で子育てをしている母親から実際に聞いた声です。日進市の出生数は1,045人(2013年)。この数字は2030年ごろまで維持されると推測されています。1994年から人口が急増し、核家族化が進行する日進市では、6歳未満の子どもがいる世帯のうち91.2%が核家族世帯(※1)です。 (さらに…)
1990年に日系ブラジル人などを外国人労働者として受け入れたとき、家族用の教育システムをつくることなく不十分のまま25年が経ちました。当時来日した外国人労働者たちの孫に当たる子どもたちが学習言語を身につけ、専門教育を受け、定職に就くことができれば、祖父母や親が高齢で、介護が必要になっても家族内で支えることができますが、定職に就けない場合、家族そろって生活保護の対象になりかねません。
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「2014年度学校基本調査」によると、中学校の不登校生徒は前年度より4,000人多い95,000人で、39人に1人が不登校です。愛知県内においては中学校の生徒数221,212人中6,111人(2.7%)で、36人に1人が不登校です。半田市の不登校の子どもの割合は、29人に1人(中学校生徒数3,813人中129人(3.38%))と突出しています。
知多南部3町において、1歳6ヶ月健診時に心理・発達面でリスクが疑われ、その後のフォローが必要と診断される乳児は受診者の約半数、3歳児検診では約4分の1となっています。母親などの育児に関する悩みや不安への対応が求められている中で、発達障がいの可能性のある子どもを育てる家族を支援するにはどのような課題があるのでしょうか。
安城市内で要介護認定を受けている高齢者は約5,000人います。そのうち、要支援1・2の高齢者は約30%を占めます(2015年4月1日現在)
要支援1・2の認定を受けている高齢者の方は、掃除など生活の一部に介助が必要ですが、食事や排せつなど生活のほとんどは自立して行うことができます。 (さらに…)