【多文化共生】多文化市民メディアDiVE.tv放送局

1)中小企業における日本語学習の必要性を調査
技能実習生を雇用している中小企業の経営者にヒアリング調査を行い、異文化を背景としたトラブルやミスコミュニケーションの有無、継続した日本語学習の必要性があると思うかどうか、どのようなサービスがあると便利か等を聞き取ります。

2)実践的な日本語学習法の研究
既存の日本語学習ツールを参考に、外国人労働者にとっても企業にとっても、より有用で実践的な日本語学習モデルは何かを検討します。たとえば、学習形体としては個別指導・集団指導・通信指導のどれが適切か、学習内容としては技能実習生を雇っている各業界で求められている実践的な日本語はどのようなものか、教材としてはテキスト・ビデオ・音源のどれが適しているか等を比較検討します。また、当団体の強みであるビデオ制作スキルを生かすため、これまでにないビデオ教材のサンプルを制作します。具体的には、職場でよくあるシチュエーションをドラマ風に仕立て、解説をつけた短い動画を想定しています。その中に出てくる日本語のフレーズをテキスト等で繰り返し覚えることで、指導者のレベルに左右されず実践的な日本語を確実に教えることができるのではないかと考えています。

 

※この解決策は、あいちコミュニティ財団の「東海ろうきん傍楽ファンド」 2017年度助成先による提案です。